フクロウの声はすれど姿は見えず

シェアリングネイチャーライフ

早朝の暗がりの中、「ホホウ」とフクロウが鳴いています。
しかし姿は見えません。
暗い上に、彼らは木に馴染んで、見つけることは困難でしょう。
ずっと「ホホウ」と繰り返しています。
なぜ鳴くんでしょうね。

散歩に出ると、その先の林でも「ホホウ」と聞こえます。
近くにいます。
すぐ先の木立のあたりです。
鼓動が高鳴ります。
目の前にいるのはどんな姿をしているのでしょう。

こちらとしてはぜひ姿を見たいところですが、フクロウにとっては、見つかっては困るところでしょう。
フクロウは肉食で、静かに飛んで獲物を捕らえます。
見つかることは「食えない」=「飢える」につながるのです。

そんな夜の生き物の気持ちを体験するネイチャーゲームがあります。
数人が道脇の暗がりに潜んで、もう1チームが、その範囲に何人いるか数えるゲームです。
動物になったつもりで暗闇に潜む感覚は野生そのもの。
現実世界では、見つかったら食われるか、逃げられるかの生きるかです。
生死がかかった緊張の世界が毎晩繰り広げられているのが実感できます。

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