音に集中する歩き瞑想

シェアリングネイチャーライフ

頭の中に音の地図を描くように音に集中して歩いてみましょう。ゆっくりと深呼吸をして、目を閉じ、周りの音をしっかり聞いてから歩き始めます。聞こえる音の方向に意識を向けます。頭上に広げた地図に、その音を記録するような想像をしならがら散歩道を進むのです。意識は周りの音から離れないようにします。

しかし、雑念が入り込み、なかなか音だけに集中するのは難しいものです。「昨日あの人に言った事はちゃんと伝わっただろうか?」「今日の予定にはこれが入っていたな」などと、無意識に色んな想像がいつの間にかめぐっています。ハッと気がつき音の地図に意識を戻しますが、それでもまた雑念が意識をさらいます。

これには良い方法があります。聞こえてくる音を数えるのです。左上から鳥の声が聞こえてきたら、指を折って数えます。右手の土手で虫の声が聞こえたらまた指を折ります。いくつ聞こえたかカウントするのが目的ではないので、「1,2、3・・・」と数えるより、指を折るほうが音に集中できます。

竹林の竹が風に揺れてぶつかり合い、「コロンコロン」といい音を立てています。まだ明けきらぬ薄暗い朝ですが、遠くでは少しずつ鳥も鳴いています。足元には秋の虫、遠くでは車が走り去る音が流れています。音に集中していても、鼻には、初頭を感じさせる冷たくて湿気を含んだ自然の匂いが感じられます。

 

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